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次回は6月4日[土]
午後2時より 「をつ」という水 ―変若つと云ふ水― 『萬葉集』所載の、養老の改元のきっかけとなった美泉。この美泉について後年詠んだ歌を詳しい解説により味わいます。 |
・ | 「萬葉集」のなかから各回テーマにそった数首を講師の説明で楽しむ人気の講座です。 |
・ | 講師:廣岡義隆先生(三重大学名誉教授) 著書『萬葉のえにし』塙書房(2020年11月)、『萬葉の散歩みち』(上・下・続)新典社(2008年・2008年・2013年)、『萬葉のこみち』塙書房(2005年10月)他多数 |
・ | 講座では講師の作成資料と「紀州本万葉集」の該当部分のカラー画像資料つき。 |
・ | 昭和美術館で開催される展覧会の内容に沿ったテーマで通常年に3回開催いたします。 |
・ | オンライン(Zoomを利用します・※Zoomの登録費用は不要です)で開催いたします(※当館でのご受講も若干名お受けいたします・先着順)ので遠方からご参加になれます。 |
▶講座ご受講までのながれ |
1▶![]() お申込みはEメールから (↑クリックするとお申込み用Eメール作成画面がひらきます) |
2▶昭和美術館より「受講料払い先などのご連絡のEメールを差し上げます ![]() ※クレジットカードでのお支払い先をご連絡いたします。 (銀行振込、または当館受付にて現金でお支払いをご希望の場合はお知らせください) |
3▶お支払いを確認後「講座お申込み受付」Eメールを差し上げます ![]() |
4講座開催日2日までに講座参加のリンクをEメールでお送りいたします。講座開催前日までにはリンクを開いてお名前、Eメールアドレスのご登録をなさってください。 |
![]() 「紀州本万葉集」の表紙(二十巻全て) |
【紀州本万葉集とは】 萬葉集(万葉集)は万葉集は二十巻からなる歌集で、原本は伝わっていません。そのため正確な原形や成立年代は不明です。 現在伝わっている万葉集は平安時代以降に書写され、伝えられてきたものです。そうした現存する断簡や本を手掛かりに研究が行われています。 この紀州本万葉集の写本二十巻のうち、第一巻から第十巻までは鎌倉時代末期に書写されたものであり、古い形式を留めています。また第十一巻から第二十巻までは室町時代末期に書写して補ったとみられます。表紙には金銀を用いて華やかに花鳥などが描かれています。 本品は明治45年に編集が始まった校本万葉集の対校本として取り上げられた際、当時の所蔵者であった神田孝平(1830~1898年)の名前をとり「神田本万葉集」と呼ばれましたが、昭和年代初めに「紀州本万葉集」という名に戻されました。 |